(CLO)レバノン南部の都市ナバティエの行政本部がイスラエルの空爆で破壊され、市長を含む16人が死亡した。イスラエルはまた、レバノンにおける国連平和維持活動への攻撃を続けているとも非難されている。
レバノン政府機関も攻撃を受けた。
これはイスラエルの空爆が始まって以来、レバノン政府庁舎に対する最大の攻撃とみられる。
レバノン当局は、州都で50人以上が負傷したこの事件を非難し、これはイスラエルの過激派組織ヒズボラに対する作戦がレバノン国家を標的にしつつある証拠だと述べた。
2024年10月16日、ベイルート南部郊外ダヒエに対するイスラエルの空爆により煙が上がる。写真:AP
ナジブ・ミカティ暫定首相は、イスラエル軍が「イスラエルの攻撃で避難を余儀なくされた住民を支援するため、市のサービスと救援について議論する市議会の会合を故意に攻撃した」と述べた。
イスラエルは10月3日、数万人が住むナバティエ市に避難勧告を出した。当時、同市のアハメド・カヒル市長は立ち去るつもりはないと述べていた。
イスラエルも国連施設への攻撃を続け、事態を悪化させている。国連レバノン平和維持活動(UNIFIL)は、水曜日の朝、レバノン南部クファルケラ近郊の監視塔に向けてイスラエルの戦車が発砲するのを観察したと発表した。 UNIFILによれば、カメラ2台が破壊され、監視塔も損傷を受けたという。
イスラエルはこれに先立ち、国連に対し、レバノン南部のUNIFIL平和維持部隊の隊員を戦闘地域から撤退させるよう要請していた。 UNIFILは、自軍がイスラエルから複数回攻撃を受けたと主張しているが、イスラエルはこれを否定している。
レバノンにおける国連平和維持活動(UNIFIL)は、引き続きイスラエルの標的となっている。写真:ロイター
イスラエルは攻撃をやめないと決意
イスラエルのヨアブ・ギャラント国防相は、イスラエル北部国境を訪問した際、交渉のためヒズボラへの攻撃を中止するつもりはないと述べた。
「たとえ火事になっても我々は交渉する。初日に私はそう言ったし、ガザでもそう言ったし、ここでもそう言っている」と同氏は事務所の声明で述べた。
米国防総省によると、国防総省のロイド・オースティン長官は水曜日、ギャラント国防長官と会談し、「UNIFILとレバノン軍の安全と安心を確保するために必要なあらゆる措置を講じる重要性を強調した」という。
イスラエルは水曜日、ナバティエ地域のヒズボラの拠点数十カ所を攻撃したと発表し、同国の海軍もレバノン南部の拠点数十カ所を攻撃した。
彼らは、イスラエルとの国境に近い町の中心部でヒズボラのエリート部隊ラドワン部隊が使用していたトンネル網を「解体」したと述べ、建物群を揺るがす複数の爆発を映したビデオを公開した。レバノン当局は、そこはマイビブという小さな町だと述べた。
イスラエルの戦闘機も水曜日にベイルート南部への攻撃に戻り、22人を殺害し、人口密集地域の建物全体を破壊した。
保健省によれば、レバノンにおけるイスラエルの軍事作戦により、過去1年間で少なくとも2,350人が死亡し、120万人以上が避難を余儀なくされた。国連によれば、国土の4分の1が避難命令の対象となっている。イスラエルによれば、同時期に兵士と民間人を含む約50人のイスラエル人が死亡した。
ブイ・フイ(ロイター通信、AJ)
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出典: https://www.congluan.vn/israel-giet-chet-thi-truong-o-lebanon-lai-tan-cong-phai-bo-lien-hop-quoc-post317207.html
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