イスラエル外務省は4月28日、国際刑事裁判所(ICC)がガザでの行動を理由にイスラエルのトップ指導者や軍司令官に逮捕状を発行するシナリオに備えるよう、同国の在外公館に指示した。
国際刑事裁判所は、ベンヤミン・ネタニヤフ首相を含むイスラエルのトップ指導者に対して逮捕状を発行する可能性がある。 (出典:デイリー・エクスプレス) |
イスラエルのイスラエル・カッツ外相は、この件について海外のイスラエル大使館やユダヤ人団体にメッセージを送り、治安強化のため地元当局と協力するよう要請した。
イスラエルは、ICCが近い将来、おそらく今週中に逮捕状を発行する計画があることを懸念している。 「我々は、国際刑事裁判所がイスラエルの 政治・安全保障部門の高官に対する逮捕状の発行を阻止することを期待している」とカッツ氏は述べた。
2023年11月にカリム・カーン検察官が、2023年10月7日に始まったイスラエルとハマスとの戦争に関連した行動を含む、ガザ、ヨルダン川西岸、東エルサレムの状況を捜査していることを確認したが、ICCは今のところ、扱っている事柄について公式声明を出していない。
一方、イスラエル軍は4月28日、同国が港湾と国境からの新たな輸送路を開設したことに伴い、今後数日間でガザ地区への人道支援が増加することを確認した。
「ここ数週間、ガザへの人道支援の流入は大幅に増加しました。今後数日間で、ガザへの支援の流入はさらに増加するでしょう…食料、水、医薬品、シェルター、その他の支援物がこれまで以上にガザに届けられるでしょう」と、イスラエル軍報道官のダニエル・ハガル少将は述べた。
ハガリ氏は、援助物資の増加はイスラエルのアシュドッド港の利用、ガザ北部への新たなルートの開設、ガザ南端のケレム・シャローム国境検問所を経由したヨルダンからの援助物資の増加によるものだと付け加えた。
さらにイスラエルは、海からの援助を受け入れるための仮設桟橋の建設でも米中央軍と協力している。さらに、米国を拠点とする慈善団体「ワールド・セントラル・キッチン」は、イスラエルの空爆でスタッフ7人が死亡してから1か月後の4月29日からガザ地区での活動を再開すると発表した。
(エルサレム・ポスト紙によると)
[広告2]
ソース
コメント (0)