イラン通信によると、イラン外務省は、両国は「地域外および西側諸国からの干渉なしに」地域問題を議論したいと述べた。これは、アルメニアとアゼルバイジャンの和平協定の仲介に関与してきた米国と欧州連合への暗黙の言及だった。
ナゴルノ・カラバフ地域は先月の電撃的な攻勢により、現在アゼルバイジャンによって完全に支配されている。写真:AFP
ロシアのインターファクス通信は、セルゲイ・ラブロフ外相が会談のためにテヘランを訪問すると報じた。ロシアはアゼルバイジャンとアルメニア間の安全保障の保証人として見られているが、ウクライナ戦争から注意を逸らしたことでその影響力は弱まっている。
アゼルバイジャンは先月、ナゴルノ・カラバフ地域の支配権を取り戻すため電撃攻撃を開始した。同地域では1990年代に分離独立して以来、アルメニア人が事実上の独立を享受してきた。
10万人以上のアルメニア人が逃亡を余儀なくされており、アルメニアはアゼルバイジャンが民族浄化を行ったと非難しているが、アゼルバイジャンはこれを否定している。
両国は過去30年間に2度の戦争を経験しており、米国、欧州連合、ロシアによる長期にわたる努力にもかかわらず、いまだ和平合意には至っていない。
2021年に初めて開催される、いわゆる「3+3南コーカサス・プラットフォーム」にはジョージアも参加すると予想されていたが、ジョージアはこれまで和平構想に参加する予定はないと述べており、日曜日にはテヘランには行かないと表明していた。
マイ・アン(AFP、SCMPによる)
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