フーシ派のヤヒヤ・サレア軍事報道官は土曜日のテレビ演説で、同部隊が紅海とアデン湾で米艦船に対する最大規模の攻撃の一つを実行したと述べた。
具体的には、フーシ派は米海軍の軍艦と商船プロペル・フォーチュンを攻撃するため、無人航空機(UAV)37機を発射した。同グループは攻撃は成功したと主張したが、証拠は示さなかった。
フーシ派の軍事報道官ヤヒヤ・サレア氏は、同派が37機のドローンを発射したと述べた。写真: EPA
一方、米中央軍(CENTCOM)は、米軍と連合軍が土曜日早朝、紅海上空で少なくとも28機の無人機を撃墜したと発表した。 「この攻撃で米軍や連合軍の艦艇は被害を受けておらず、商用船への被害の報告もない」と中央軍は声明で述べた。
商船プロペル・フォーチュン(シンガポール船籍)はイスラエルとは何の関係もないとのメッセージを発しているが、フーシ派は米国と関係があると主張している。
一方、フランス軍は、同地域で欧州アスピデス作戦の海軍艦艇に接近していた無人機4機もフランスの軍艦と戦闘機が撃墜したと発表した。
フランス軍は声明で「この防衛行動は、3月6日に攻撃を受けたバルバドス船籍の貨物船『トゥルー・コンフィデンス』や、その海域を通過する他の商船の保護に直接貢献した」と述べた。
さらに、英国国防省は、同国の軍艦HMSリッチモンドが国際同盟国とともに夜通しフーシ派の無人機攻撃を撃退し、負傷者や被害はなかったと発表した。
グラント・シャップス英国防相は「昨夜、HMSリッチモンドはシーセプターミサイルを使用して2機の攻撃ドローンを撃墜し、フーシ派によるもう一つの違法な攻撃を撃退することに成功した」と述べた。
これに先立ち、中央軍は土曜日、軍が現地時間午前4時から午前6時半の間に紅海とアデン湾で船舶に対する大規模な攻撃に対応していると発表した。
フーシ派は昨年11月以来、ガザ地区でのイスラエルとハマスの紛争でパレスチナ人との連帯を示す作戦だと主張し、紅海とアデン湾で船舶を攻撃している。
ゴック・アン(ロイター通信による)
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