「イエメンのフーシ派支配地域から紅海に向けて対艦弾道ミサイル4発が発射された。少なくとも3発のミサイルはデンマーク所有の商船MTポルックス号に向けて発射されたと推定される。」
米中央軍(CENTCOM)は声明で、「現在、MTポルックスやその海域の他の船舶に被害や死傷者が出たとの報告はない」と述べた。
米軍は2月16日(現地時間)、イエメン海域で対艦巡航ミサイルと移動式無人水上艇(USV)を迎撃する自衛攻撃を実施した。
ポルックス石油タンカー。 (写真:Vessel Finder)
2023年11月中旬以降、フーシ派はガザ地区でのイスラエルとハマスの紛争が激化する中、パレスチナ人との連帯を示すため、紅海を通過する商船を繰り返し攻撃している。
イエメンの紅海沿岸の大半を支配しているフーシ派も、イスラエルと関係のある船舶を攻撃する意図があると警告しており、他国に対し、乗組員を本土に帰還させ、紅海から遠ざけるよう求めている。
フーシ派は、ガザ地区のパレスチナ人を助けたいと述べ、今回の措置は同地域の航行の自由を妨害する意図はないと主張した。フーシ派の発表を受けて、いくつかの海運会社は紅海での航行を停止することを決定した。
フーシ派の攻撃により、この重要な航路における世界的な輸送が混乱している。米国主導の連合軍はフーシ派の行動を阻止するために数回の攻撃を実施した。
2月16日、イエメンのフーシ派指導者アブドゥル・マリク・アル・フーシは、紅海での貨物船攻撃はイスラエルとの紛争におけるパレスチナ人との連帯を示すためだったと断言した。
この人物はテレビで、紅海における国際海上活動に対するフーシ派の攻撃への「報復」として米国と英国がイエメンのフーシ派施設を攻撃したにもかかわらず、フーシ派イスラム運動はパレスチナ人を支援し続けると明言した。
コン・アン(出典:スプートニク)
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