トラクターを運転する農民たちは、減税撤回の計画に抗議するため、ベルリンを含むドイツのいくつかの都市の中心部で道路を封鎖した。
ドイツの農民は水曜日に1週間にわたる街頭封鎖を開始した。封鎖は約1週間続くと予想されている。首都ベルリン、ハンブルク、ケルン、ブレーメンでは多数の農業用車両が道路を封鎖し、各抗議活動場所にはおよそ2,000台のトラクターが登録された。
「私たちは、ドイツには競争力のある農業部門が必要だと社会に伝えるという基本的な権利を行使している。これが、高品質の国内食料供給を確保する唯一の方法だ」と、ドイツ農業協会のヨアヒム・ルクヴィート会長は述べた。
1月7日の夕方、農民たちはベルリン中心部のブランデンベルク門に集まり始めた。すると、数十台のトラクターやトラックが近くの通りに現れ、運転手たちは政府に抗議してクラクションを鳴らした。 「私たちは1年365日働かなければなりませんが、生産物から十分な収入が得られません」と、抗議活動に参加した34歳の農家ジェニー・ザービンさんは語った。
1月8日の朝、ドイツ・ベルリン中心部の路上に並ぶトラクターとトラック。写真: AFP
抗議者たちはまた、いくつかの都市郊外の高速道路のアクセス道路を封鎖しようとした。ドイツ警察は全国的に交通渋滞が起きていると報告した。ドイツ北部メクレンブルク=フォアポンメルン州政府は、高速道路へのすべてのアクセスが遮断されたと発表した。
ドイツとフランス、ポーランド、チェコ共和国との国境地域でも交通混乱が報告された。
ドイツの農民たちは最近、農業部門に対する減税措置を撤回するという政府の計画に抗議した。 2023年12月、数千人が首都ベルリンに集結し、トラクターを使って道路を封鎖し、路上に肥料を投棄した。
農民の抗議を受けて、ドイツ政府は1月4日に計画の一部撤回を決定した。したがって、農業分野の自動車税の減税政策は維持される一方、ディーゼル補助金は即時廃止されるのではなく、段階的に削減され、最終的に廃止されることになる。
しかし、ドイツ農業部門の代表者は、この決定は不十分だとし、2024年の予算を節約する方法を見つけるよう裁判所から命じられた後に作られた計画を完全に撤回するよう政府に求めた。
ヴー・アン(ロイター通信、AFP通信)
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