11月26日、韓国、中国、日本は三国首脳会談の準備をできるだけ早く加速させることで合意した。
韓国、中国、日本は三国間協力を回復し正常化することに合意した。 (出典:共同通信) |
この情報は、韓国の朴振光外相が中国の王毅外相、日本の上川陽子外相と韓国の釜山で三者会談を行った後に公表された。
3カ国間の外相会談は4年ぶりとなる。
同日午後の会談後、記者団に対し、朴鎮外相は会談で3カ国が3国間協力を「回復し、正常化」することに合意したと述べた。同時に、関係者全員にとって都合の良い時期をできるだけ早期に設け、三カ国首脳による首脳会談の開催を推進することで合意した。
今後、各国は会議の準備を加速させるだろう。
パク・ジン外相によれば、三国間協力を安定した持続可能なメカニズムとして制度化することが重要だという。そのためには、「3か国の人々が実感できる」実質的な協力プロジェクトを模索する必要がある。
韓国外相は、北朝鮮が21日に軍事偵察衛星を打ち上げたことに関し、朝鮮半島の安全保障問題の解決に向け、3か国があらゆるレベルで意思疎通を継続していくことで合意したと述べた。
朴氏はまた、韓国が2030年釜山万博の開催権を獲得できるよう日本と中国に支援を要請したと述べた。
一方、上川外務大臣は、気候変動や人工知能といった前例のない課題の時代においても、三国間協力は「 平和と繁栄に大きく貢献する」ため、ますます重要になっていると強調した。
上川氏は、今回の三国間交渉が三国間の協力プロセスを再開する機会となることを期待すると述べた。
一方、中国の王毅外相は、三国協力には「大きな潜在力、強い需要、豊富な資源」があると指摘した。彼は3カ国に対し、より真剣な姿勢で地域と世界の発展に積極的な役割を果たすよう呼びかけた。
韓国、中国、日本の3カ国首脳会談は、2019年12月に中国南西部の成都で開催されて以来、開催されていない。
首脳会談開催の遅れは、新型コロナウイルス感染症の流行と、日本による戦時中の強制労働問題をめぐる日韓関係の悪化が一因となっている。
現在、今年3月に韓国が日本企業に支払いを求めずに強制動員被害者に賠償することを決定して以来、韓日関係が大きく改善した状況を背景に、東アジア3カ国間の首脳メカニズムの復活に向けた交渉が大きな注目を集めている。
同日、韓国の朴鎮外相は中国と日本の外相と個別に会談した。
朴氏は王毅外相との会談で、北朝鮮が2018年9月19日に調印された南北軍事緊張緩和合意を破棄したことを受け、中国に「建設的な」役割を果たすよう求めた。また、サプライチェーンの安定化や中国で事業を展開する韓国企業の安全確保、文化コンテンツの交流促進などにおける韓中協力の重要性を強調した。
これに対し、王毅氏は中国が朝鮮半島の安定確保に貢献すると明言した。
韓国の朴鎮外相は、日本の上川陽子外相との二国間会談で、戦時中の強制労働被害者への補償問題をめぐる両国の緊張が緩和されたことを受けて、二国間関係を強化する方策について協議した。上川外務大臣が昨年9月に就任して以来、初の韓国訪問となる。
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