トルコのハカン・フィダン外相は、イスラム主義運動ハマスは1967年の国境に基づくパレスチナの独立国家を承認した後、武装組織を解散し政党として存続する用意があると述べた。
イスラム主義運動ハマスの武装組織の武装勢力。 (出典:AFP) |
ニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」はソーシャルメディアに動画を投稿し、その中でフィダン氏は、ハマス代表者との長年にわたる会談で、ハマスは1967年の国境に基づくパレスチナ国家を受け入れると明言したと述べた。
同氏はまた、パレスチナ国家の樹立により、武装抵抗運動としてのハマスは存在する理由がなくなり、政党としてのみ活動を続けるだろうというハマスの声明を繰り返した。
この情報は、パレスチナが国連に対し同国の完全な加盟国としての承認を求める取り組みを推進する中で発表された。
しかし、ベトナム時間の今朝早くに行われた国連安全保障理事会の投票では、イスラエルの緊密な同盟国である米国の反対により、パレスチナの加盟を承認する決議は可決されなかった。
ハマス指導者イスマイル・ハニヤは今週末トルコを訪問し、4月20日にイスタンブールのドルマバフチェ宮殿でホスト国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と会談する予定。
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