3月27日、国連安全保障理事会(UNSC)の決議によりガザ地区での即時停戦が要求されたことを受けて、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相はハマス運動にメッセージを送った。
イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相。 (出典:AP通信) |
ロイター通信はネタニヤフ首相の発言として、今週予定されていたイスラエルの高官級代表団の米国訪問のキャンセルは、イスラエルがガザ紛争の阻止を求める国際社会の圧力の高まりに屈しないことをハマスに示すことが目的だったと伝えた。
イスラエルの指導者は「ハマスに対する最初の、そして最も重要なメッセージは、『この圧力に賭けるな、効果はない』だ」と明言した。
さらに、国連安全保障理事会での米国の棄権により、ガザ地区の即時停戦を求める決議の採択が承認されたことを評価し、イスラエルの指導者は次のように付け加えた。「これは前進だと思う。ワシントンは非常に、 「非常に悪いパフォーマンス」。
これは「ハマスに強硬路線を採用するよう促し、国際的圧力によってイスラエルが人質救出作戦を中止しハマスを壊滅させるのを阻止できると考えるようになるだろう」と彼は説明した。
ロイター通信はまた、ネタニヤフ首相の事務所がホワイトハウスに対し、ガザ南部のラファ市での軍事作戦に関する会議の日程を変更したいと伝えたと報じた。米政府高官らは会談の日程を決めるためにイスラエルと協議している。
ホワイトハウスは、ラファでの地上攻撃をせずにガザ地区のハマス武装組織を排除する選択肢をイスラエル当局と共有する意向を示した。ラファでの地上攻撃は「大惨事」になるとワシントンは述べている。
一方、アル・アクバル紙は、カタールでの停戦交渉が失敗に終わった後もイスラエルはハマスに屈せず、ラマダン明けにラファ市への水陸両用攻撃の準備を進めていると報じた。
ヒズボラを支持する同紙はエジプトの情報筋を引用し、攻撃はイスラム教のラマダン月後の3日間の休日で4月12日頃に終了するアル・フィトル後に行われるだろうと報じた。遅くとも5月上旬には攻撃が行われるだろう。
同筋によると、ラファ攻撃は4~8週間続き、この地での戦争から逃れて避難している約150万人のパレスチナ人を国の中心部、ガザに移住させる取り組みと並行して行われるという。
イスラエルはこの情報についてコメントしていない。
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