タイ国会は8月14日、憲法裁判所がスレッタ・タヴィシン氏を首相の職から解く判決を下したことを受け、下院が8月16日に新首相を選出すると発表した。
国会の声明によると、下院は8月16日午前10時(現地時間、ベトナム時間同日午前10時)に投票する予定だ。与党連合は8月15日に会合を開き、候補者を選出する予定。
タイ首相の首席補佐官はまた、同国下院が新首相を選出するために8月16日に会合を開くことも確認した。
タイの議会規則によれば、首相に指名される候補者は、現在493名の議員がいる下院議員の半数以上の支持を得なければならない。
同日午後、タイ憲法裁判所は、倫理基準を満たさない人物を閣僚に任命したことは憲法違反であるとして、スレッタ・タヴィシン首相を職務から解く判決を下した。
裁判所の判事9人による投票で5対4となったこの判決により、スレッタ氏は就任1年も経たないうちに職務から解かれた。この判決により、閣僚職もすべて廃止されるが、大臣らは暫定的に職務を継続することになる。下院が新首相を選出する投票を行うまで、プムタム・ウェチャヤチャイ第一副首相兼商務大臣が暫定的に首相代行を務める。
判決後、記者団に対し、スレタ・タヴィシン氏は、誠実に国を率いようと努めてきたとし、職務を継続できる才能ある人材は大勢いると信じていると述べた。しかし、現政権の政策が継続されるかどうかは分からないし、次期政権が政策を変える可能性もあると認めた。
スレッタ氏は過去16年間に憲法裁判所によって職務を解かれた4人目のタイ首相となる。
グエン・カン(総合)
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出典: https://www.sggp.org.vn/ha-vien-thai-lan-an-dinh-thoi-diem-bau-thu-tuong-moi-post754090.html
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