農業農村開発省作物生産局長グエン・ニュー・クオン氏は、8月1日午後の定例記者会見でこのように述べた。
グエン・ニュー・クオン氏は、今年、メコンデルタにおける秋冬米の生産面積が年初計画(最大70万ヘクタール)と比べて5万ヘクタール増加し、米価上昇の好機を捉えることに貢献すると語った。
ベトナムは米の価格が高騰しているときに輸出のチャンスをつかんでいる。
「これは私たちにとってチャンスです。そのため、農業農村開発省は昨日、首相に対し、現状を踏まえて米の輸出を増やすための指令を発令するよう勧告しました。省庁、各セクター、地方自治体は、輸出量を増やすための技術的・行政的な解決策に注力しています」とクオン氏は述べた。
農作物生産部門の責任者は次のように述べた。「昨年、我が国の米の生産量は4,270万トンで、そのうち713万トンが輸出された。」今年の米の生産量は4,310万トン以上、4,320万トンにも達すると予想されており、当然昨年の記録を上回る輸出が可能です。
米の輸出は国内供給には影響しないが、ある程度米価が上昇する心理的な問題がある。
「現在、米の収穫は90日に1回しかないため、食糧安全保障については完全に安心できるだけでなく、輸出の絶好の機会も掴むことができる」とクオン氏は断言した。
VietNamNetが報じたところによると、インドに続き、ロシアも7月29日、国内市場を支えるため今年末まで米の輸出を一時停止すると発表した。この禁止措置はユーラシア経済連合加盟国、アブハジア、南オセチアには適用されない。さらに、人道的目的のために米を海外に送ることもできます。
前日にはアラブ首長国連邦(UAE)経済省も4カ月間米の輸出を停止することを決定した。
現在、ロシアもUAEも世界最大の米輸出国トップ10に入っていない。しかし、この2カ国による輸出禁止措置の実施、さらに世界の米輸出の40%を占めるインドが一般米全般の輸出禁止を発表したことで、世界の米市場はさらに動揺している。
市場ではベトナム米とタイ米の価格が過去10年間で最高水準に上昇した。
7月27日現在、ベトナム産5%砕米の輸出価格は1トン当たり558ドルで取引されており、7月19日(インドが7月20日に米の輸出を禁止する前の取引日)と比べて1トン当たり25ドルの値上がりとなっている。 25%砕米も7月19日の1トン当たり513米ドルから7月27日の1トン当たり538米ドルに上昇した。
この価格で、我が国の5%砕米と25%砕米の輸出量は、昨年同日に比べてそれぞれ35.1%と36.8%増加した。
ベトナムネット
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