ドイツ連邦検察庁は4月18日、ウクライナへの軍事支援を弱めるための破壊工作を企てた容疑でロシア系ドイツ人2名を逮捕したと発表した。
ドイツ、ベルリンのロシア大使館。 (出典:Wikipedia) |
ロイター通信は検察当局の声明を引用し、当局が容疑者2人の自宅と職場を捜索したと伝えた。
同庁によると、2023年10月以降、ディーター・Sと特定される容疑者の一人が、ロシアの秘密諜報機関と関係のある人物と陰謀の可能性について話し合っていたという。
声明では、ディーター・Sが米軍が運営する施設を含む軍事施設への爆撃を実行する準備をしていたと指摘した。
シュピーゲル誌は、39歳と37歳の2人がロシアの指示で米軍基地をスパイし、軍用輸送ルートへの攻撃を計画し、さらにウクライナに対するドイツの援助を狙う計画を立てていた疑いでバイロイト市で拘束されたと報じた。
ドイツのビルト紙は、逮捕後に同国外務省がロシア大使を召喚したと報じたが、同省はこの件についてコメントしていない。
一方、ロシア国営通信社RIAは、ベルリンのロシア大使館は逮捕に関してドイツの法執行機関から何の通知も受け取っていないと報じた。
クレムリン報道官のドミトリー・ペスコフ氏も、この逮捕に関する情報はないと述べた。
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