ロシア外務省は、エストニアの政治家がロシア大統領選への欧州連合(EU)諸国での投票を禁止するよう呼びかけたことは、ロシア人に対する新たな差別の試みだと述べた。
元エストニア外務大臣ウルマス・ラインサル氏。 (出典:ゲッティ) |
先週、イサマー党の党首で元エストニア外相のウルマス・ラインサル氏は、EU内でのロシア大統領選挙の投票を禁止することを提案した。彼は、エストニアとしてはロシアがロシア大使館に投票所を設置することを禁止できると示唆した。
一方、エストニアのマルグス・ツァクナ外相は、ロシア大統領選挙当日、エストニアはタリンのロシア大使館での投票に干渉しなかったと断言した。モスクワは外交関係に関するウィーン条約に基づき、そうする権利を有しているからだ。
「これは、すでにエストニア国籍を否定されているエストニア在住の同胞に対し、さらに差別的な措置を導入しようとする試みであり、今度は彼らからロシア国民としての権利を行使する機会を奪おうとするものだ」とロシア外務省は声明で述べた。
ロシア外務省によれば、モスクワはラインサル氏の提案に驚いていない。それは、それが現代のEU政治家や「西側集団」全般の反ロシア感情に合致するものであり、エストニアの政治家の呼びかけは国際法に反するものだからだ。
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