3月4日正午(ニューヨーク時間、ベトナム時間3月5日早朝)、国連総会(UNGA)が会合を開き、ガザ地区の紛争情勢について議論した。
ガザ地区での国連総会会議のパノラマ。 (出典:国連ニュース) |
国連総会のデニス・フランシス議長は総会全体の前で、ガザ地区の「壊滅的かつ非人道的な」状況を非難し、危機を終わらせるために直ちに行動するよう国際社会に改めて求めた。
THXによると、フランシス氏は「ガザで起こっていることは恥ずべきことだ」と語った。 「先週、ガザ市西部で援助を待つ人々に対する攻撃で犠牲者が出たとの報道に衝撃を受け、落胆している。」
デニス・フランシス氏は、150万人が暮らすラファに対するイスラエルの地上攻撃計画に深い懸念を表明し、罪のない民間人の命を守るために軍事行動を最大限に自制するよう求めた。
会合で、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は、今日のガザの人々の苦しみは言葉では言い表せないものだと述べた。
当局者によれば、紛争勃発以来3万人以上のパレスチナ人が死亡し、領土人口の5%が負傷または行方不明になっており、医薬品や生活必需品が深刻に不足しており、飢餓が差し迫っているという。
ラザリーニ氏は国連加盟国に対し、パレスチナとイスラエルの和平に向けた政治プロセスに取り組むよう求めた。
安全保障理事会(国連安保理)非常任理事国E-10グループを代表するマルタ大使のヴァネッサ・フレイジャー氏は、ガザに関する決議案が2月20日の国連安保理で米国に拒否権を行使されたことに遺憾の意を表明し、この決議案は同地域の情勢に包括的に対処するために「非常に慎重に」起草された文書だったと指摘した。
同氏によれば、民間人とすべての当事者を保護するという問題は、国際人権法や国際人道法を含む国際法上の義務を遵守しなければならないものであり、UNRWAはガザの人道状況と危機の二国家解決に効果的に対応する上で中心的な役割を担っている。
同日、アフリカニュースは、エジプトの首都カイロで開かれたアラブ連盟(AL)第161回総会で、ALがガザ地区の人々に緊急援助を送るよう求めたと報じた。
「これは緊急の問題であり、待つ時間はない。国際社会は、ガザの人々、特に高齢者と子供たちの生活に深刻な影響を与え始めている飢餓に対処する義務がある」と、モーリタニアのAL常駐代表でセッション議長のフセイン・シディ・アブデラ・デ氏は述べた。
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