1月13日、ジョン・ケリー米国大統領気候変動担当特使の事務所は、米国のベテラン政治家が今冬の終わりに政権を離れ、ジョー・バイデン大統領の選挙運動を支援する予定であると発表した。
2023年12月6日、COP28に出席するジョン・ケリー氏。 (出典:EPA) |
ロイター通信によると、ケリー氏の報道官は、ケリー前国務長官が今週初めにバイデン大統領と会談した後、同日早朝にスタッフに上記の情報を伝えたと述べた。
ケリー氏(80歳)は2021年から米国大統領の気候変動特使を務めている。バラク・オバマ前大統領の下で国務長官を務めていたケリー氏は、2015年に気候変動に関するパリ協定の締結や、昨年12月にドバイで開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)での化石燃料からの移行に関する歴史的な合意の達成に貢献した重要な交渉者とみなされていた。
地元メディアは情報筋の話として、ケリー氏は11月の大統領選挙でバイデン大統領の選挙運動に参加する予定だと伝えた。したがって、ケリー氏は気候変動との闘いにおけるバイデン大統領の取り組みを推進することになる。
ケリー氏は、2020年の大統領選挙で勝利した後、バイデン大統領によって任命された最初の高官の一人である。彼は、米上院の承認を必要とせずに気候変動担当特使に任命された。
ケリー氏は米国国家安全保障会議にも参加しており、同会議に気候問題専門の職員が就任するのは初めてとなる。
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