シリアでの一連の攻撃により、イランの軍事顧問やWHO職員を含む17人が死亡した。
英国に拠点を置くシリア人権監視団(SOHR)は3月26日、襲撃はデリゾール市と国境に近いアル・ブカマルの町を標的にしていたと発表した。空爆の標的の中には、その地域の通信センターとして機能していたデリゾールの別荘も含まれていた。
SOHRによれば、この攻撃でイラン革命防衛隊(IRGC)の顧問1人、ボディーガード2人、イラク人武装勢力9人、親イラン民兵グループのシリア人武装勢力4人が死亡した。
同日、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、デリゾールの水と衛生問題を調整する同機関のエンジニア、エマド・シェハブ氏がこの攻撃で死亡したと発表した。
イスラエルのF-15I戦闘機が2022年6月にハツェリム空軍基地から離陸する。写真:タイムズ・オブ・イスラエル
SOHRは、上記の攻撃をどちらの側が実行したかは明らかにしなかった。デリゾールは米国とイスラエルの空爆を受けた。 IRNAはイスラエルが攻撃を実行したと報じたが、テルアビブはこの情報についてコメントしていない。
一方、シリアのSANA通信社は米国が攻撃を実行したと非難した。しかし、米当局者は、米軍は「夜間に空爆を実施しなかった」と述べた。
イスラエルは、バッシャール・アル・アサド大統領率いる軍とともに戦うシリアの親イラン民兵組織に対し数百回の空爆を実施しているが、犯行声明を出すことはほとんどない。
米国はまた、イスラエルとハマスとの戦争中にイラクとシリアにおける米国の権益を繰り返し攻撃したとして、親イラン民兵を繰り返し攻撃している。 2月にシリアのデリゾールとマヤディンを標的とした米軍の空爆で、親イラン戦闘員29人が死亡した。
この作戦は、ヨルダンの米軍基地への攻撃でヨルダン兵3人が死亡し、米国とイランの直接対決への懸念が高まったことに対する報復として行われた。親イラン民兵グループはその後、シリアにおける米国の拠点への攻撃を控えた。
タイン・ダン氏( AFP通信による)
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