ハイチの首都ポルトープランスの当局は4月7日、警察が2つの犯罪組織「5セカンズ」と「タリバン」から米を積んだ船を奪還したと発表した。銃撃戦は5時間続き、警察官2人と犯罪者数人が死亡した。
4月6日、ハイチ警察が首都ポルトープランスをパトロールした。写真: AP
4月7日、タリバン集団は報復攻撃を開始し、首都ポルトープランス郊外の警察署を破壊し、4人を殺害した。
2月29日、悪名高いハイチのギャング団のリーダー、ジミー・シェリジエが武装集団に対しアリエル・アンリ首相を打倒するための攻撃を協調するよう呼びかけたことから、首都ポルトープランスで暴動が激化した。ハイチ政府は非常事態を宣言し、夜間外出禁止令を出したが、治安は回復できていない。
暴力事件の発生以来、犯罪組織は先週から閉鎖されているトゥーサン・ルーヴェルチュール国際空港の乗っ取りを試みている。ギャング団は刑務所も襲撃し、約4,000人の受刑者を釈放し、主要道路を封鎖した。
ポルトープランスの主要港が閉鎖され、食糧と水が不足している。学校、銀行、官公庁、ガソリンスタンド、多くの病院も閉鎖された。まだ営業を続けている病院の中には、医薬品不足に直面しているところもある。
アンリ首相は3月11日に辞任することに同意したが、ハイチは依然として混乱とギャングの暴力に陥っている。米軍はハイチにある大使館から必要不可欠でない職員を避難させ、施設を警備する部隊の人数を増強した。
タン・ダン( AP通信による)
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