カンボジアの副首相兼国防大臣は、中国が提案した12項目の計画など、紛争を終わらせるための政治的解決をもたらすあらゆる取り組みを支持すると述べた。
6月4日、カンボジアのティー・バン副首相兼国防大臣は、ウクライナ紛争の終結に向けて国際社会が協力するよう呼びかけた。
シンガポールで開催されたアジア安全保障フォーラム「シャングリラ・ダイアローグ」で演説したティー・バン大臣は、「カンボジアは中国が提案した12項目の計画など、この紛争を終わらせるための政治的解決をもたらすあらゆる取り組みを支持する」と述べた。
同氏は、カンボジアはロシアとウクライナに対し、戦闘を停止し、紛争を平和的に解決する方法を見つけることに集中するよう求めたと述べた。
「紛争を終わらせるには、問題解決のために武力の使用をやめ、国際法を尊重するなど、すべての当事者による共同の努力が必要だ」とティー・バン大臣は述べた。
ティア・バン大臣はまた、カンボジアはウクライナ領土における地雷除去作業に対して人道支援を継続する用意があると述べた。
カンボジアは今年初め、2022年11月にプノンペンで開催されたASEAN首脳会議でカンボジアのフン・セン首相が表明した公約に従い、ウクライナの地雷除去作業員15人を訓練した。
以前、クレムリン報道官のドミトリー・ペスコフ氏は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナの目的に関して平和的手段によるあらゆる接触手段をこれまでも、現在も、そしてこれからも受け入れるだろうと述べていた。
しかし、ペスコフ氏によれば、西側諸国はウクライナ紛争を解決するために戦場以外の選択肢を提示していないという。
これに先立ち、モスクワは現キエフ政権の代表者と交渉する用意があるかとの質問に答えた際、ペスコフ氏はこれに疑問を表明した。同氏は、ウクライナの法律ではロシア当局とのいかなる交渉も禁止されていると説明した。
関連して、同日6月3日、ウクライナ外務省はインドネシアが提出した和平提案、ならびにロシアとウクライナ間の停戦と非武装地帯(北朝鮮と韓国のモデルに類似)の設置(国連平和維持軍の監視下)の提案を拒否した。
この提案は、ウクライナや米国を含む多くの国の国防大臣が参加したシンガポールでの第20回シャングリラ対話の枠組みの中で、インドネシアのプラボウォ・スビアント国防大臣によってなされた。
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