中国は暗号通貨を禁止しつつもブロックチェーン開発を支持

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2023年2月に中国科学技術部の承認を受けた中国ブロックチェーン技術イノベーション研究センター（NBTIC）が正式に発足した。このセンターは北京ブロックチェーン・エッジコンピューティング研究所（BABEC）が主導する。同センターは近い将来、大学、研究機関、ブロックチェーン企業と協力して分散型台帳技術（DLT）を開発することを目指しており、50万人の技術専門家を育成する予定だ。

北京航空航天大学（BMSS）の鄭志明教授によると、このセンターは中国国内のさまざまなブロックチェーンの用途を単一のシステムに結び付けるのに役立つという。中国ブロックチェーン技術イノベーションセンター所長の董進氏は、ブロックチェーンはデータのセキュリティと信頼性に関する問題を解決し、デジタル経済のセキュリティを強化すると述べた。

ブロックチェーンといえば、この技術をデジタル通貨に適用することを考えがちです。両者は別個の存在ですが、暗号通貨以外にも、ブロックチェーンは製造、医療、教育、金融サービス、身元確認など、さまざまな分野に応用できることを知っておくことが重要です。