北朝鮮からの風船により韓国の空港が一時閉鎖

韓国軍兵士が北朝鮮から仁川地域に風船で運ばれた品物を検査している。

仁川国際空港（韓国）の広報担当者は、朝鮮民主主義人民共和国のゴミを詰めた風船の影響で、同空港の離着陸便が6月26日に約3時間にわたり欠航になったと発表した。

ロイター通信は同空港の広報担当者の話として、第２旅客ターミナル付近の滑走路に風船が着陸し、同空港の滑走路３本が一時閉鎖されたと伝えた。

北朝鮮は5月下旬から韓国に向けてゴミを詰めた風船を打ち上げている。広報担当者は、空港の境界内および周辺でいくつかの風船が目撃されていると述べた。

北朝鮮国境から約40キロ離れた同空港の業務が風船によって妨害されたのは今回が初めてではない。

ソウル国際空港公社によると、国内線と国際線の運航に混乱が生じたのは、滑走路が再開される前の6月26日午前1時46分から午前4時44分までの間だった。

その時間帯のフライト数は通常少ないです。 FlightRadar24のデータによれば、その間に8便の貨物便と旅客便が韓国の清州空港または済州空港に迂回され、上海発の中国貨物の貨物機が中国の煙台に迂回された。

他の数便も着陸予定だったが遅れ、仁川空港での出発も数時間遅れた。

韓国は、国境付近の地雷爆発で多くの北朝鮮兵士が死亡または負傷したと発表した。

北朝鮮は、この風船は、食料、医薬品、現金、抗議のビラを載せた風船を北朝鮮に向けて定期的に送り込んでいる韓国の宣伝活動に対する報復だと主張した。

韓国政府によると、北朝鮮の風船で運ばれた品物の中には、ハローキティをテーマにした品物や古着、人間の排泄物や寄生虫の痕跡が付着した土などがあったという。

韓国軍は6月26日、過去2日間で首都ソウルと近隣の道を中心に約100個の風船が地上に落下し、そのほとんどが紙切れを積んでいたと発表した。

出典: https://thanhnien.vn/bong-bay-tu-trieu-tien-khien-san-bay-han-quoc-tam-ngung-hoat-dong-185240626121510971.htm