ジ・アスレティックによると、ストライカーのカリム・ベンゼマは今週末のラ・リーガ最終戦終了後すぐにレアル・マドリードを離れ、サウジアラビアのクラブ、アル・イテハドに移籍する予定だ。
多くの信頼できる情報筋は、ベンゼマは契約があと1シーズン残っているにもかかわらず、レアル・マドリードに留まるつもりはないと考えている。彼はサウジリーグのディフェンディングチャンピオンであるアル・イテハドであと2シーズンプレーするために4億ユーロ（約4億3000万ドル）のオファーを受け入れる可能性が高い。ベンゼマの給料はクリスティアーノ・ロナウドがアル・ナスルで受け取っている給料と同等だ。
2023年5月17日、エティハドスタジアムで行われたマンチェスター・シティ戦前のベンゼマ。写真：ロイター
また、6月1日、ベンゼマはフランス人ストライカーの状況について、 ESPNのジャーナリスト、ジュリアン・ローレンスの写真を共有した。ローレンス氏は「カリム・ベンゼマは14年間、25回のタイトル、5回のチャンピオンズリーグ優勝を経てレアル・マドリードを去ることを決意した。ゴール、タイトル、スタイル、そして伝説を持つ彼は、最高の選手になるにふさわしい」と書いた。
ベンゼマは2022年の夏にレアル・マドリードで引退すると発言していたが、わずか1年後に退団することになる。これは、ポルトガルのスーパースターであるロナウドが2017年にレアルを引退したいと発言したが、2018年に退団したときと似ている。
The Athleticによると、ベンゼマは5月31日にカルロ・アンチェロッティ監督と個人的に会談し、この件について話し合ったという。レアル・マドリードの首脳陣は、契約がまだ1年残っているにもかかわらず、36歳のストライカーの移籍を阻止するつもりはない。元リヨンのストライカーは、レアルが6月4日にアスレティック・ビルバオと対戦する今シーズンのラ・リーガ最終戦の後に追悼される予定だ。
2023年5月初旬、アンチェロッティ監督はベンゼマの年齢を理由にレアルは新たなストライカーを探す可能性があると発言した。 「ベンゼマには浮き沈みがあったのは事実だが、ロドリゴとマルコ・アセンシオは成長した。だが、過去2年間、レアルの問題はストライカーではなかったのも事実だ」と同氏は語った。
イギリス紙スポーツメールは、ベンゼマの後任としてレアルの第一候補はストライカーのハリー・ケインだと報じたが、イングランド代表キャプテンのケインとトッテナムの契約はまだ1年残っているため、レアルは移籍金として少なくとも1億2500万ドルを支払う必要があるだろう。
アル・イテハドもベンゼマの獲得に自信を持っている。サウジリーグ優勝祝賀会では、チームのファンが一斉にベンゼマの名前を叫んだ。ミッドフィールダーのエルデル・コスタ選手は「ゴールデンボール賞受賞者のベンゼマ選手がアル・イテハドに登場したことを非常に嬉しく思う」とさえ語った。
ベンゼマは2009年夏、ロナウド、カカ、シャビ・アロンソといったスター選手とともにリヨンを離れ、レアルに移籍した。彼はロイヤル・クラブで647試合に出場し、353ゴールを記録し、チャンピオンズリーグを5回制覇した記録保持者の一人である。ベンゼマの絶頂期は、バロンドールを獲得した2022-2022シーズンだった。
デュイ・アン
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