10月5日午後、最大風速133キロ(レベル12)の暴風雨「コイヌ」が東海北部に進入し、この海域では今年4番目の暴風雨となった。
国立水文気象予報センターは、午後4時時点で台風の中心は中国広東省の東南東約370キロにあり、時速10キロで西へ移動していると発表した。
明日午後4時までに、嵐の中心は広東省から約140キロ離れ、レベル10に下がる。その後、嵐は時速5~10キロの速度で西に進み、10月8日午後には東海北部で熱帯低気圧へと弱まるだろう。
台風10号「コイヌ」は10月5日午後に東海に進入した。写真: NCHMF
気象庁によると、この嵐は現在時速126キロで、10月8日に熱帯低気圧に弱まったという。香港のラジオも同様の評価を示した。
台風の影響により、東海北部では風速7~10メートルの強風が吹き、その後11~12メートルに強まり、波高は2~4メートルに達し、特に北東部では波高4~6メートル、台風の中心付近では波高6~8メートルに達している。
「コイヌ」は今年東海に侵入した4番目の嵐だ。数年前の同時期と比べると、東海に入った後の嵐は西ではなく北へ移動し、フィリピンを通過してベトナムに影響を及ぼす傾向がある。コイヌ以前には、8月下旬から9月上旬にかけての嵐サオラも同じ方向を向いていた。
気象庁は、10月にベトナム本土に影響を及ぼす嵐や熱帯低気圧が1~2回発生すると予測している。
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