英国軍は、ロシア軍の地雷原や防衛陣地が濃い草に隠れており、ウクライナ軍に多くの困難をもたらしていると考えている。
英国国防省は8月3日の情報報告書で、「ウクライナ南部の戦場一面に生い茂った低木や雑草が、反撃を遅らせている要因の一つである可能性が高い。戦闘地域の農地は18ヶ月も放置されており、夏の高温多湿の気候で雑草が急速に生い茂っている」と述べた。
英国軍は、茂った植生がロシア軍の要塞をカモフラージュし、ウクライナ軍の地雷除去の妨げになっていると述べた。 「雑草に覆われた部隊は突撃歩兵部隊を隠すかもしれないが、両軍の前進を困難にする」と報告書は述べている。
ウクライナ軍は8月2日、ドネツク州トレツク市近郊に展開した。写真: AFP
ロシア国防省とウクライナ軍はこの情報についてコメントしていない。
米国の高官2人は匿名を条件に7月26日、ウクライナは反撃の主力作戦を実行しており、ザポリージャ県オレホフ方面に、NATO訓練を受けた兵士数千人と西側諸国の装甲車両100台以上からなる予備軍を動員していると語った。
しかし、米国防当局は8月1日、この攻撃はまだ目立った成果を上げていないと述べた。
別の当局者は、ウクライナは6月初めに開始した大規模な反撃で3つの戦線に計15万人の兵士を動員したと述べた。主要旅団がロシアの地雷が敷設された前線を偵察する間、多くの部隊は後退していた。
ロシアとウクライナ間の戦争の状況。グラフィック: WP
ウクライナ政府の顧問は、ロシア軍が障害物コースを越えるとすぐにウクライナ軍を遮断し包囲することを目的として、すぐにさらに多くの地雷を敷設する可能性があると認めた。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は7月31日、反撃開始から2か月でウクライナ軍は2万824人の人員と2227点の装備を失ったと述べ、オレホフ方面の防衛線突破を狙った「前例のない規模のウクライナの攻勢」は失敗したと付け加えた。
ヴー・アン(ガーディアン紙によると)
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