インドは猛暑に見舞われており、一部の都市では気温が45度を超え、デリー首都圏では52.9度という前例のない高温を記録している。
5月30日、インド西部ラジャスタン州の裁判所は、南アジアの国で猛威を振るっている猛暑を理由に政府に国家非常事態を宣言するよう求めた。猛暑による死者数は数百人に上ると報じられている。
インドは猛暑に見舞われており、一部の都市では気温が45度を超え、デリー首都圏では52.9度という前例のない高温を記録している。
最近最も暑い日々が続いているラジャスタン州の高等裁判所は声明で、政府は人々を暑さから守るための十分かつ適切な対策を講じなかったと述べた。
「今月は異常な暑さのため数百人が死亡した」と声明は述べた。
裁判所は政府に対し、事態に対処するための緊急時対応策を策定するよう求め、州政府に対し、猛暑で亡くなった人々の遺族のために補償基金を設立するよう要請した。
裁判所はまた、インド政府は洪水やサイクロン、その他の自然災害の場合と同様の救援活動を可能にするために国家災害緊急事態を宣言すべきだと述べた。
インドでは夏に異常気象に見舞われることが多い。しかし、科学者らは、人為的な気候変動により熱波はより長期化し、より頻繁になり、より激しくなり、より深刻な影響を引き起こしていると述べている。
今週、首都デリーの気温が急上昇し、人口約3000万人の同市の電力使用量は5月29日に過去最高を記録した。
デリー首都圏政府は5月30日、長引く猛暑による水不足危機への対策を議論するため緊急会議を開いた。
ソース
コメント (0)