(ダン・トリ) - ベトナム人乗組員18人を乗せたドルフィン18号が国際水域で沈没し、ニコライ・マースク社の船によってすぐに救助された。
1月11日早朝、ベトナム海上捜索救助調整センター(以下、センター)は、ベトナム船ドルフィン18号がパプアニューギニアからアンザン省へ5,300立方メートル以上の木材を輸送する途中で事故に遭い、退船せざるを得なくなったとの報告を受けた。
原因は海上の悪天候、風速6~7の強風、波高4~5メートルであった。事故現場はリアウ諸島(インドネシア)の北西146海里、 カマウ岬の南東約202海里にある。
ベトナム海事局は事件に関する情報を受け取った直後、センターに対し船舶に直接連絡を取るよう指示したが、返答はなかった。
遭難したドルフィン18号の位置(写真:ベトナムMRCC)。
ベトナム海事局は、地域諸国の海岸から遠く離れた国際水域での厳しい気象条件下で発生した事態の危険かつ複雑な性質を認識し、センターに対し、地域諸国の救助機関と直接連絡を取るよう指示し続けている。
同センターは直ちにインドネシア捜索救助調整センター(RCCインドネシア)、シンガポール海事港湾庁(シンガポールMPA)、マレーシア法執行庁(MMEA)に連絡し、緊急援助を要請し、海上通報を発令し、ドルフィン18号の乗組員18名の捜索・救助を行った。
事故前のドルフィン18(写真:Shipspotting)。
シンガポール海事局は午前6時55分、ドルフィン18号が事故を起こした海域を航行していたニコライ・マースク号が、悪天候で海上を漂流していた救命いかだ2隻に乗っていた乗組員18人全員を発見し、無事救助したと発表した。
救助された乗組員は全員医療処置を受けており、現在は健康状態は安定している。ドルフィン18号だけが完全に沈没した。
ニコライ・マースク号は1月12日午前6時にタンジュン・ペラパス港(マレーシア)に到着する予定です。ベトナム海事局は、センターに対し、ハイフォン海運会社と連携し、マレーシアでの乗組員18名の受け入れに関する情報提供と支援を行うよう指示しています。
ドルフィン18号は全長約93メートル、幅18メートルで、ハイフォン海運会社が運航していることが分かっている。
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出典: https://dantri.com.vn/xa-hoi/18-thuyen-vien-viet-nam-gap-nan-nguy-hiem-tren-vung-bien-quoc-te-20250111170519330.htm
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