コンゴ民主共和国の国連平和維持活動の関係者は、過去2か月間で530人が死亡し、100万人以上が避難してMONUSCOのさまざまな基地に集まっていると語った。
2023年1月15日、コンゴ民主共和国北キブ州カシンディ市の教会への襲撃現場。 (写真:THX/TTXVN)
アフリカのVNA特派員によると、コンゴ民主共和国の地元メディアは5月18日、国連の報告書を引用し、過去2か月間に同国で起きた武装集団による攻撃で民間人500人以上が死亡し、100万人以上が避難を余儀なくされたと報じた。
この評価は、コンゴ民主共和国東部のイトゥリ州ジュグおよびマハギ地域に関するものだと、コンゴ民主共和国のラジオ・オカピは、国連コンゴ民主共和国平和維持活動(MONUSCO)のイトゥリ事務所長マーク・カルナ・ソロ氏の発言を引用した。
また同じ問題に関して、国連ラジオは、イトゥリ州南部イルム地域での任務から戻ったばかりのソロ氏が同州の一般的な治安状況について報告したと報じた。ソロ氏は、過去2か月間で530人が死亡し、100万人以上の避難民がMONUSCOのさまざまな基地の周辺に集中していると述べた。
一方、ナイジェリアでは同日、中央部で牧畜民と農民の間で衝突が続き、85人が死亡、3,000人以上が避難したと当局が発表した。
暴動は5月15日に発生した。初期の報告によれば、長年民族的、宗教的緊張に悩まされてきたプラトー州で30人が殺害されたという。
地元の情報筋や目撃者によると、プラトー州マングー地区のいくつかの村は5月18日も引き続き暴力に巻き込まれ、多くの住民が避難を余儀なくされた。
この危機は、ナイジェリアの新大統領ボラ・ティヌブ氏が直面している多くの安全保障上の課題の一つである。ティヌブ氏は5月末にアフリカ最大の人口を抱える国の指導者として正式に就任する。
ナイジェリア国家緊急事態管理庁(NEMA)によると、この暴力行為により数千人が避難を余儀なくされ、数百軒の家屋が破壊された。
「避難者は合計3,683人に上り、720棟以上の家屋が一部または完全に破壊された」とNEMAの地域コーディネーター、ユージン・ナイロング氏は語った。
同氏は、緊急救援物資が支援を必要とする人々に輸送されているとも付け加えた。
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