9月28日、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ代表は、レバノンのイスラム主義組織ヒズボラの拠点に対するイスラエルの空爆が増加する中、レバノンから5万人以上がシリアへ逃れたと述べた。
2023年11月3日、レバノンのベイルートで、ヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ氏のライブ演説を観衆が視聴している。 (出典:AFP/ゲッティイメージズ) |
グランディ氏はソーシャルネットワークXで、上記の数字にはレバノン人とシリア人の両方が含まれていることを明らかにした。一方、戦闘によりレバノン国内では20万人以上が避難を余儀なくされている。グランディ氏は、救援活動は両政府と連携して行われていると述べた。
UNHCRによれば、レバノンで避難した人の総数は現在21万1,319人に達しており、そのうち11万8,000人はイスラエルが9月23日に空爆を激化させて以来避難を余儀なくされている。残りの人々は、2023年10月7日にガザ地区で紛争が勃発した翌日、レバノンのヒズボラが低強度の国境越え攻撃を開始して以来、避難している。
イスラエルは現在、軍事作戦の焦点をガザからレバノンに移している。レバノン保健省は、過去1週間の国境を越えた戦闘の激化により700人以上が死亡したと推定している。犠牲者のほとんどは、レバノンの1975年から1990年の内戦以来最も血なまぐさい暴力行為が行われた9月23日に死亡した。
イスラエルとヒズボラの紛争に関連した展開として、9月28日、イスラエル国防軍(IDF)は、ヒズボラ指導者サイード・ハッサン・ナスララ氏が前日、レバノンの首都ベイルート郊外で行われたIDFの空爆で死亡したことを確認した。
イスラエル国防軍によるヒズボラ指導者の暗殺は、同軍とイスラエル間の紛争をさらに激化させた。
9月28日、イラクのモハメド・シーア・アル・スーダニ首相は、イスラエルによるヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ氏の暗殺を「恥ずべき犯罪」と非難し、イスラエルは「全ての越えてはならない一線を越えた」と述べた。スーダンの首相はナスララ氏を「正義の道を歩む殉教者」と称賛した。
一方、同日、イランの通信社IRNAは、米国の制裁対象リストに載せられたイラン革命防衛隊の著名な将軍、アッバス・ニルフォルシャン氏も、9月27日にベイルートでヒズボラ指導者ハッサン・ナスララ氏を殺害した空爆で死亡したと報じた。
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出典: https://baoquocte.vn/xung-dot-giua-hezbollah-israel-khien-hon-700-nguoi-thiet-mang-50000-nguoi-lebanon-lanh-nan-sang-syria-288069.html
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