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シリア政府は、ホムス県の軍事学校への攻撃で約100人が死亡したことを確認し、「テロリスト」グループがドローンを使用して攻撃を実行したと非難した。
ハッサン・アル・ゴバシュ保健相は、暫定的な統計では女性6人と子ども6人を含む80人が死亡し、約240人が負傷したと述べた。
一方、シリア人権監視団(SOHR)の発表によると、この事件で民間人21人を含む112人が死亡し、120人が負傷した。
シリア・ホムス県の軍事学校でのドローン攻撃現場。出典:ロイター |
シリア国防省は声明で、ホムス県の軍事学校への攻撃で多くの民間人と軍人が死亡したと述べ、「テロリスト」グループがドローンを使って攻撃を実行したと非難した。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、この攻撃に対して特に懸念を表明した。
国連事務総長の報道官ステファン・デュジャリック氏は10月5日、記者団に対し、グテーレス事務総長はシリアにおけるあらゆる形態の暴力を強く非難し、すべての当事者に対し国際法に基づく義務を履行するよう求めたと述べた。
2023年10月5日、ホムスの病院で攻撃で負傷した人々が治療を受けている。写真:AFP/VNA |
同日ジュネーブで発表された声明の中で、シリア担当国連特使ゲイル・ペダーセン氏も、この中東の国で暴力が激化していることに懸念を表明した。
同氏は、最近の情勢は引き続きシリア国内の不安定さを反映しているとし、効果的な政治的解決がなければシリア情勢は悪化し続けるだろうと警告した。
同氏はすべての当事者に対し最大限の自制を求め、暴力の即時削減、全国的な停戦、テロ集団との戦いへの協力的アプローチの必要性を強調した。
「すべての当事者は国際法上の義務を尊重し、民間人と民間インフラの安全を確保しなければならない」と彼は述べた。
シリア国防省と外務省は声明で、攻撃に対処するために全力を尽くすと述べた。政府は10月6日から3日間、犠牲者を追悼すると発表した。
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