この情報は、北朝鮮の金正恩委員長が先月ロシアのプーチン大統領と異例の会談を行った際、北朝鮮がロシアに1,000個以上の軍事装備と弾薬のコンテナを移送したことを米国が明らかにした後に公表された。
英国国防省は、北朝鮮とロシアの間で最近武器移転が行われる可能性は「ほぼ確実」であると考えている。 (出典:ロイター) |
英国防省によると、北朝鮮がモスクワに武器を移送しているという憶測が広がる中、北朝鮮の兵器がウクライナとの紛争で使用するためにロシア西部に到着したことは「ほぼ確実」だという。
「ロシアは最近の憶測を公式に否定しているが、北朝鮮の弾薬がロシア西部の弾薬庫に移送されたことはほぼ確実だ。これらの弾薬庫はウクライナにおけるロシアの軍事作戦を支援している」と国防省はソーシャルネットワークX(旧ツイッター)上の声明で述べた。
同機関はまた、北朝鮮が現在のペースで軍事関連の物資を送り続ければ、イランやベラルーシと並んでロシアの重要な外国武器供給国の一つとなるだろうと付け加えた。
最近、多くの国が反対し、この疑惑の武器取引は、ロシア自身も賛成した北朝鮮とのあらゆる武器取引を禁止する国連安全保障理事会の多くの制裁決議に違反していると述べた。
10月13日、米国政府は北朝鮮の新たな動きを明らかにした。北朝鮮はここ数週間でロシアに1,000個以上のコンテナに詰めた軍事装備と弾薬を輸送しており、ウクライナ紛争での使用が想定されている。ホワイトハウスによれば、この行動はモスクワと平壌の軍事協力の強化を示すものだという。
その後まもなく、ワシントンポスト紙(米国)は10月16日、8月中旬からモスクワの船舶2隻が北朝鮮とロシアの間を少なくとも5往復していたことを示す衛星画像を掲載した。この行為は両国間の武器輸送だと考えられている。
ロンドンに拠点を置くシンクタンク、王立統合安全保障研究所(RUSI)の分析によると、船舶は8月中旬から10月14日まで、北朝鮮北東部の羅津港とロシア極東のドゥナイにある港湾施設の間を移動していた。
情報筋はまた、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相が平壌を訪問し、北朝鮮の金正恩委員長と会談してからわずか3週間後の8月中旬に輸送が始まったことは確かだと述べた。
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