ウクライナ軍は、クリミア半島にあるロシア黒海艦隊の大型ロプチャ級揚陸艦2隻「アゾフ」と「ヤマル」、通信センター、多くのインフラ施設を攻撃したと発表した。
アゾフ上陸艦
キエフ・インディペンデント紙はロシア黒海艦隊のウェブサイトの情報を引用し、ヤマル艦の乗組員は98人、アゾフ艦の乗組員は87人で、第197揚陸艦旅団に属し、艦隊の演習や訓練に使用されていると伝えた。
ロイター通信によると、発表ではウクライナが使用した兵器は明らかにされておらず、船舶の被害の程度も不明である。
ロシアは軍艦が攻撃されたという情報についてコメントしていない。これに先立ち、クリミアのロシア任命当局者は、クリミアのセヴァストポリ港が大規模な攻撃を受け、防空システムがミサイル10発以上を撃墜したと発表した。
ロシア当局は、セヴァストポリ市が夜間に激しい空爆を受け、1人が死亡、4人が負傷したと発表した。
ヤマル上陸用船
RTによると、テレグラムに投稿された未確認の動画には、空を照らす火花とそれに続く数回の大きな爆発が映っている。
セヴァストポリはロシアの黒海艦隊の基地であり、これまで何度も大規模な攻撃を受けている。昨年9月、ウクライナはミサイルと無人自律航行船を使った攻撃を遂行し、港に停泊中のロシア船2隻(揚陸艦1隻と潜水艦1隻を含む)を破壊した。
ウクライナ軍情報部は最近の報告で、ロシアはウクライナの攻撃に備えて安全を確保するため、黒海艦隊をクリミアからより遠方のノヴォロシースク港へ移動させていると述べた。ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は最近セヴァストポリを訪問し、ウクライナの無人自律船を破壊するために艦隊の艦艇に重機関銃を装備する必要があると述べた。

3月24日早朝のキエフでの攻撃の様子

警察は3月24日、キエフの公園でロシアのKh-55巡航ミサイルの残骸を調べた。
ロイター通信によると、ウクライナ戦争に関連した動きとして、ポーランド軍は3月24日、ロシアが夜間にウクライナ西部を攻撃した際、ミサイルがポーランド領空に飛来したと発表した。
ウクライナ空軍は、ロシアが3月24日早朝、ポーランド近郊のリヴィウ地域を含むウクライナの地域を攻撃するためミサイル29発と無人機28機を発射したと発表した。
ポーランド軍は、ロシアが発射した巡航ミサイルが現地時間午前4時23分にオセルドフ町付近のポーランド領空に入り、39秒間その空域に留まったと発表した。
ポーランド外務省はロシアに事件の説明を求めると述べた。ロシアはコメントしていない。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)