ウクライナのデニス・シュミハリ首相は3月4日、政府が2024年に防衛線と要塞の建設に約5億2500万ドルを割り当てると発表した。
ウクライナのデニス・シュミハリ首相。 (出典:ウクライナ内閣) |
ウクライナのウェブサイト「ファクトリー」はシュミハル氏の発言として、調整本部はほぼ毎日機能しており、多くの機関や省庁が相互に連携し、信頼できる防衛線と後方を確保するために効果的かつ迅速に業務を遂行していると強調したと伝えた。
資金の大半(1億500万ドル)は、東部ハリコフ地域の要塞建設に割り当てられた。
さらに、政府はさまざまな種類のドローンの購入に約10億ドルを割り当てています。
関連して、同日、ハンガリー商工会議所がブダペストで開催した会議で、ハンガリーのビクトル・オルバーン首相は、西側諸国はウクライナでロシアに勝つことはできないが、モスクワもそこで勝つことはできないだろうと述べた。
TASS通信は、解決策は一つしかないというオルバーン氏の発言を引用し、「和平交渉は遅かれ早かれ始めなければならない」とし、それが早ければ早いほどすべての人にとって良いことだと述べた。
しかし、ハンガリー首相は次のようにも評価した。「欧州は紛争を封じ込めることができず、逆に紛争を拡大させ、ロシアさえもこの目標に関心を持っているときに、迅速に和平協定に署名する適切な時期を逃した。」
ハンガリーの指導者は、ロシアとウクライナが遅かれ早かれ米国の参加を得て和平合意に達することを期待しているが、そのような状況では、交渉において欧州連合(EU)の意見が考慮されなくなる可能性が高いと考えている。
ブダペストは、ウクライナとロシアだけでなく、キエフの主要な財政的および軍事的支援者である米国も紛争解決のための交渉に参加すべきだと繰り返し主張している。
オルバーン首相は、この問題に関して、ドナルド・トランプ氏が11月の選挙に勝利し、ホワイトハウスに復帰することに大きな期待を寄せているという見解を隠さなかった。
ロイター通信は、ハンガリーの指導者が今週の金曜日、3月8日にフロリダでトランプ前米大統領と会談すると報じた。
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