ジョー・バイデン大統領は、アラスカ州エルメンドルフ空軍基地(米国)で行われた2001年9月11日のテロ攻撃22周年記念式典に出席した。
ジョー・バイデン米大統領が2001年9月11日のテロ攻撃22周年記念式典で演説 - 写真:AFP
CNNによると、ジョー・バイデン米大統領は、2001年9月11日のテロ攻撃22周年記念式典に出席する場所としてアラスカ州エルメンドルフ空軍基地を選んだ。
バイデン氏はベトナム訪問を終えるとアラスカへ直行し、9月11日午後(ベトナム時間)にハノイを出発した。
エルメンドルフでバイデン氏は、政治的、思想的暴力を含むテロリズムはアメリカが支持する価値観に反するものだと述べた。
「我々は意見の相違や分裂という有害な政治に陥ってはならない。悪意ある不満によって分裂させられるようなことは決して許してはならない。我々は団結し続けなければならない。我々全員にこの民主主義を守り維持する義務と責任がある」と彼は宣言した。
9月11日の夜、ニューヨーク市では2001年9月11日のテロ攻撃の犠牲者を追悼するため、2つのタワーを象徴するトリビュート・イン・ライトショーが点灯された - 写真:AFP
9月10日からニューヨーク市の国立9月11日記念館と博物館を訪れる人々 - 写真:AFP
さらに、米国大統領は、 22年前にテロ攻撃が発生したニューヨーク市からは遠く離れているものの、特にエルメンドルフ空軍基地、そしてアラスカ州全体が依然として国の痛みを理解しており、事件後の人道支援活動に積極的に貢献していると強調した。
「22年前のこの日、この基地の航空機が厳重な警戒態勢で出動し、この空域を通過する飛行を護衛していたことは、私たち全員が知っている。アラスカのコミュニティは取り残された乗客に門戸を開いた。アメリカ国旗はどの店でも売り切れ、すべてのドアに掲げられていた。」
この日、すべてのアメリカ人の心が傷つけられたことを私たちは知っています。しかし、あらゆる大都市、小さな町、郊外、田舎、部族社会において、アメリカ人は袖をまくり上げて、できるところならどこでも助ける準備ができており、ここで兵士として奉仕する準備ができている」とバイデン氏は述べた。
元警察官サム・プリア氏は、2001年9月11日に亡くなったニューヨーク市警の警察官で従兄弟のトーマス・カソリア氏を偲んで、国立9月11日記念館と博物館に旗を掲げている - 写真:ロイター
また、バイデン氏は演説の中で、2011年のアルカイダのテロ指導者オサマ・ビンラディンの殺害を含め、世界におけるテロ撲滅におけるワシントンの功績を振り返った。
バイデン大統領はまた、この機会を利用して、ベトナムと米国の外交関係の正常化に多大な貢献をした故ジョン・マケイン上院議員に敬意を表した。
「ジョンについて私がいつも尊敬していることの一つは、彼が常に祖国への義務を最優先にしていたことだ。そして彼はそれを実行した。誇張ではない。政党や政治、個人を超えて。この日は、国家の団結を決して忘れてはならないことを私たちに思い出させる。この団結をこの時代の共通の原動力にし、お互いへの信頼を強めることで9/11を忘れないようにしよう」と米国大統領は語った。
これに先立ち、9月11日午後(ベトナム時間)、バイデン大統領はハノイのチュックバック湖畔にある故ジョン・マケイン上院議員の浅浮き彫り像に花を捧げた。
ニューヨーク市長のエリック・アダムス氏、カマラ・ハリス副大統領、ニューヨーク州知事のキャシー・ホックル氏、政治家らがニューヨーク市で9月11日の同時多発テロ事件22周年記念式典に出席 - 写真:AFP
トゥオイトレ.vn
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