11月23日、北京の小児病院で医師の診察を待つ子どもたちと親たち。
AFP通信は11月24日、世界保健機関(WHO)が詳細な情報を求めたところ、中国は北部地域で増加している子どもたちの呼吸器疾患の症例に新たな、あるいは異常な病原体は検出されなかったと確認したと述べたと報じた。
WHOは10月中旬から中国の監視システムのデータを監視し、中国北部の子どもたちの呼吸器疾患が増加していることに気づいた。 11月22日、WHOは中国に対しさらなる情報提供を正式に要請したと発表した。
WHOは、国家衛生健康委員会と国立疾病予防管理センターの支援を受けて、11月23日に中国疾病予防管理センター(CCDC)および北京小児病院とのバーチャル会議を開催した。
WHOの声明によると、中国当局は北京や遼寧を含め、新たな異常な病原体や異常な臨床症状は検出されておらず、多くの既知の病原体によって引き起こされる呼吸器疾患が全体的に増加しているだけだと述べた。
声明によると、「呼吸器疾患の増加により、患者数が病院の収容能力を超える事態には至っていない」と付け加えた。 WHOは状況を注意深く監視しており、中国当局と緊密に連絡を取り合っており、今後も最新情報を提供し続ける予定だ。
WHOは中国の人々に、推奨通りにワクチン接種を受けること、病人と距離を保つこと、病気の時は家に留まること、必要に応じて検査や診察を受けること、マスクを適切に着用することなど、呼吸器疾患のリスクを減らすための対策に従うよう勧告している。
上記の措置は呼吸器疾患のリスクを軽減することを目的としており、WHOは現在、中国に渡航する人々に対する具体的な勧告を行っていない。
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