AFP通信によると、台湾国防省は10月27日、中国の「合同戦闘即応パトロール」の一環として、台湾付近を4時間近く飛行する戦闘機やドローンを含む中国機19機を確認したと発表した。
中国の戦闘機が最近の演習中に爆弾を投下
写真: Chinamil.com.cn のスクリーンショット
台湾国防省はまた、台湾国防軍が統合情報監視偵察システムで状況を注意深く監視し、適切な対応として航空機、軍艦、陸上配備型ミサイルシステムを配備していると述べた。
台湾が中国機を発見したのは、中国外務省が10月26日に米国による台湾への20億ドルの武器売却承認を強く非難し、米国に「厳粛な抗議」を送るとの声明を発表した後だった。ロイター通信が声明を引用したところによると、中国は米国に対し、台湾への武器供給を直ちに停止し、台湾海峡の平和と安定を損なう危険な動きを止めるよう求めた。
さらに、中国の台湾事務弁公室は本日、最新の武器パッケージはワシントンが「『台湾独立』を支持しないという指導者の約束に常に反し、台湾海峡地域の平和と安定を損なっている」ことを示していると述べた。
AFP通信によると、これに先立ち10月25日、米国務省は台湾への20億ドルの武器売却パッケージを承認しており、これには台湾への先進防空ミサイルシステム(NASAMS)の初移転も含まれている。
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