トッテナム、監督解任へ

トッテナムのプレーが悪かったとき、ポステコグルーは批判された。写真：ロイター

テレグラフ紙は、今シーズンの残念な結果によりポステコグルー監督は大きなプレッシャーを感じていると報じた。トッテナムは4月22日、ノッティンガム・フォレスト戦で今シーズンのプレミアリーグ18敗目を喫した。スパーズは国内リーグでの連敗記録19にあと1試合で並ぶところだ。ロンドンのクラブは現在、順位表の16位に位置している。

トッテナムの現在の目標は、ヨーロッパリーグのタイトルを争い、それによって来シーズンのチャンピオンズリーグへの出場権を獲得することだ。トッテナムはヨーロッパリーグ準決勝でノルウェーのクラブ、ボド/グリムトと対戦する。チームが決勝に進めなかったり、決勝でアスレティック・ビルバオかマンチェスター・ユナイテッドに負けたりすれば、ポステコグルー監督が解任される可能性が非常に高い。

ポステコグルー監督が優勝すれば、2008年のフアンデ・ラモス監督以来、トッテナムの監督として初めてタイトルを獲得することになる。

今シーズン、オーストラリア人監督は、特に選手たちの重傷やダニエル・レヴィ会長とENICのオーナーたちに対する抗議など、多くの困難に直面している。将来について尋ねられたポステコグルー監督は、来シーズンもトッテナムを率い続けるかどうかについても不透明だとした。

トッテナムのスポーツディレクター、スコット・マンは今シーズン中に同クラブを去る可能性がある。彼はポステコグルー監督と親しい関係にあるため、同監督も退任する可能性が高まっている。

ポステコグルー監督の後任の最有力候補は、ボーンマスのアンドーニ・イラオラとフラムのマルコ・シルバだ。マウリシオ・ポチェッティーノ監督も、米国代表の指揮を執っているにもかかわらず、トッテナムに復帰したいという希望を表明している。一方、テクニカルディレクターのヨハン・ランゲは、ブレントフォードのトーマス・フランクを来シーズンのヘッドコーチに招聘する選択肢を検討している。