ウクラインスカヤ・プラウダ通信によると、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、軍司令官のヴァレリー・ザルジヌイ将軍だけでなく、参謀総長のセルゲイ・シャプタラ中将も解任することを検討していると報じられている。
このニュースは、ゼレンスキー大統領が先週、ザルジニー将軍を解任する意向を認めた後に発表された。夏にキエフの反撃が失敗した後、両者の間には大きな不和が生じた。
軍総司令官ヴァレリー・ザルジニー将軍(右)と参謀総長セルゲイ・シャプタラ中将。 (写真:vzaluzhnyi)
ザルジヌイ将軍は戦場の状況を「膠着状態」と表現したが、ゼレンスキー大統領は、特に西側同盟国からの支援が弱まる中、この評価を激しく否定している。
ゼレンスキー大統領は2月4日、イタリアのRAI TG1ニュースチャンネルとのインタビューで、政府内閣の「大幅な」改造を計画していると述べ、変更は1つのポストではなく多くのポストに及ぶだろうと指摘した。
また、ウクラインスカヤ・プラウダによれば、ゼレンスキー氏の改革計画の標的となっているのはザルージヌイ将軍だけではなく、シャプタラ将軍も辞任を求められる恐れがあるという。
シャパタラ将軍の解任の噂は、ザルジニー将軍が自身のページに「 (シャパタラ将軍)お誕生日おめでとう。我々にとってまだ困難な状況だが、決して恥じることはない」というメッセージを添えて投稿した写真から生まれた。
ザルージヌイ将軍自身については、いつウクライナ軍司令官の職を退くのか、また将来政府内でどのような立場をとるのかはまだ不明だ。
多くの西側メディアによると、ザルジニー氏は先週解雇されたという。しかし、ゼレンスキー大統領の解任に関する情報がマスコミに漏れたことで、ゼレンスキー大統領は決定を遅らせたようだ。
ウクライナ国会議員エフゲニー・シェフチェンコ氏によれば、ザルジヌイ将軍は数日以内に辞任する可能性があるという。この合意に基づき、ザルジニー氏は駐英国ウクライナ大使に就任することに同意した。
ウクライナ軍司令官としてザルジニー将軍の後任が誰になるかはまだ不明だ。
ワシントン・ポスト紙は、ウクライナ軍指導部のいかなる交代も戦場に前向きな変化をもたらすことはできない、とザルジニー氏が語ったと伝えた。
トラ・カーン(出典:russian.rt.com)
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