トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は8月21日、9月にG20か国連総会の場でロシアのウラジーミル・プーチン大統領と直接会談する予定であると述べた。スウェーデンはウクライナに戦闘機を派遣しないと述べている。
エルドアン大統領はハンガリー訪問後にプーチン大統領と会談する計画を明らかにした。同氏は、ハカン・フィダン外相がそれよりも早くモスクワを訪問し、トルコが昨年仲介に深く関わった黒海穀物取引について協議する可能性があると付け加えた。彼によれば、この問題について直接議論することが特に重要であり、より良い結果が得られるだろう。
8月20日、オランダの空軍基地にいるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領。 (出典: Shutterstock) |
同日、スウェーデン首相は、オランダとデンマークの強い約束にもかかわらず、スウェーデンはウクライナに戦闘機を派遣しないと述べた。 「将来的には何も排除しません」とウルフ・クリスターソン氏はTV4に語った。
「我々は彼らを支援するため全力を尽くすつもりだ。しかし、現時点ではウクライナにスウェーデンの航空機を提供するという新たな約束はない。」
ウクライナはデンマークとオランダから最大61機の航空機を受け取る可能性がある。これにより、他の国々が引き続き戦闘機を同国に派遣することになるかもしれないという期待が高まったが、これまでのところそれは実現していない。
防衛・安全保障アナリストのマイケル・クラーク教授は、新型F-16戦闘機はウクライナをロシアと「同等」の空域に置くと期待していると述べた。
パイロットの訓練と航空機の納入が進むにつれ、この部隊は旧ソ連時代の航空機を置き換え、ウクライナ空軍の欠陥を補うことになるだろう。
デンマークはウクライナに19機の戦闘機を派遣することを約束しており、オランダは最大42機を派遣する可能性があるが、正確な数はまだ発表していない。
クラーク氏は、F-16はウクライナが保有していたものよりはるかに優れており、紛争開始以来同国が失った約70機の航空機の代替となるだろうと述べた。 「ロシアのSu-35と同等、ウクライナのどの機種よりも優れているので、同等のレベルに達するだろう」とクラーク氏は語った。
現在、ウクライナ東部の4方向でロシア軍が進撃しているとの報告がある。ウクライナのハンナ・マリアル国防副大臣は、ロシア軍がクピャンスキー、リマンスキー、アヴディーイフスキー、マリンスキー方面へ進撃を続けていると述べた。
彼女は、ウクライナ軍が攻撃を撃退し国境を守っているものの、モスクワ軍は依然としてクピャンスク方面に砲撃を行っていると述べた。彼女によれば、ロシア軍はザポリージャとヘルソン周辺でランセット対戦車砲弾を使って「防御に当たっている」という。
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