金曜午後、サウジアラビアのジッダ市にある首脳会談会場に歩いて入っていくと、アサド大統領は満面の笑みで両腕を広げ、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会見した。
シリアのアサド大統領は、2023年5月19日にサウジアラビアのジッダで開催されたアラブ連盟首脳会議中に、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と会談した。写真:アル・エクバリヤTV
これは、シリアが、彼に対する抗議活動の弾圧により10年以上にわたり国際連盟から資格停止となり、地域の多くの国々から孤立していた後に、アラブ世界に再統合したことを示す象徴的な瞬間だった。
サウジアラビアは、2011年にシリア危機が勃発した直後はアサド大統領の政権に強く反対していたが、最近、西側諸国の反対にもかかわらず、会議に出席した多くのアラブ諸国とともに立場を変えた。
アサド大統領は他のアラブ連盟首脳らと並んで写真を撮る際、エジプトのアブデルファッターハ・エルシーシ大統領と握手した。両首脳は話をしながら微笑んだり、手振りをしたり、首を傾げたりした。
その後アサド大統領はチュニジアのカイス・アル・サイード大統領と短時間会話した。アサド大統領はまた、金曜日にサイード大統領とUAEの指導者マンスール・ビン・ザイド首脳との二国間会談も行った。
アラブ諸国の指導者たちは次々とシリアのアラブ連盟への復帰を歓迎し、アサド大統領も演説の中で、シリアはアラブ世界に属すると繰り返し述べた。
ホアン・アイン(ロイター通信、CNAによる)
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