パレスチナ自治政府ラマラ市のマフムード・アッバス大統領の事務所でロイター通信のインタビューに応じた87歳の指導者は、イスラエルとパレスチナの紛争は憂慮すべき段階に達しており、 平和的解決を議論するために大国が参加する国際会議が必要だと語った。
マフムード・アッバス氏 - パレスチナ大統領。写真:ロイター
アッバス議長は、イスラエルとガザ地区でのハマスとの戦争に加え、入植者がパレスチナの町に対する暴力をエスカレートさせていることから、イスラエル軍はここ数週間、占領下のヨルダン川西岸全域への攻撃を強化していると述べた。
こうした背景から、アッバス氏は長期にわたる占領を終わらせるために武装抵抗をめぐる交渉を主張し続けた。
「私は国際平和会議に基づき、国際的な支援の下でガザ地区、ヨルダン川西岸、東エルサレムにパレスチナの 主権国家を樹立するための交渉を支持する」と彼は述べた。
米国の高官は、パートナー諸国は国際会議の計画を持っているものの、まだ非常に初期段階にあると語った。当局者は「提案については前向きに検討するが、まだ決定はしていない」と述べた。
アッバス氏は、拘束力のある国際合意に基づき、弱体化したパレスチナ自治政府を再建し、改革を実施し、2006年にハマスが勝利して中断されていた大統領選挙と議会選挙を実施し、パレスチナ自治政府をガザから追い出すことができると述べた。
ガザ地区での2か月に及ぶ紛争で、1万7000人以上が死亡し、4万6000人が負傷、約190万人が避難を余儀なくされ、その半数以上が現在、ガザ中心部やエジプト国境付近の地域に避難している。
ホアイ・フオン氏(ロイター通信による)
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