テレビ番組「モスクワ」で。クレムリン。ベラルーシのアレクサンドル・ルカシェンコ大統領は5月28日、ロシアの「プーチン」大統領との会談で、核兵器に懸念を持つ国々がロシア・ベラルーシ連合国家に加盟できると述べた。
アレクサンドル・ルカシェンコ大統領(左)は、核兵器を懸念する国々がロシア・ベラルーシ連合国家に加盟できるとの個人的な見解を表明した。 (出典:TASS) |
先週、カザフスタンのカシムジョマルト・トカエフ大統領は、ユーラシア経済連合(EAEU)の構造における連合国家の「現象」を指摘し、ロシアとベラルーシは「現在でも両国とも核兵器を保有している」と主張した。
一方、クレムリンはトカエフ大統領の発言についてコメントし、これは事実であり、連合国家の枠組み内でのモスクワとミンスクの協力は「EAEUよりも統合のレベルが進んでいる」と述べた。
「もし誰かが心配しているのなら、カシムジョマルト・トカエフ大統領は心配していないと思うが、突然心配するなら、カザフスタンや、我々のようにロシアと密接な関係にある他の国々に反対する人はいないだろう」とルカシェンコ氏は述べた。
同指導者によれば、それは「非常に単純なことだ。ベラルーシ・ロシア同盟に参加すれば、全員が核兵器を持つことになる」という。
ベラルーシの首脳は、これはあくまでも自身の意見であるとしながらも、連合国家の拡大は可能であると認めた。
ロシアとベラルーシは現在、連合国家に属しており、この協定は両国の政治的、経済的統合の強化を目的としている。
3月、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、ロシアとベラルーシがモスクワの戦術核兵器を互いの領土に配備することで合意したと発表した。
5月25日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相とベラルーシのビクトル・クレニン国防相は核兵器配備に関する文書に署名した。
当時、ショイグ氏は、戦術核兵器の管理とその使用に関する決定はクレムリンが引き続き行うと述べ、ロシアは将来「連合国の安全を確保する」ために「追加措置」を講じる可能性があると指摘した。
また5月25日、ルカシェンコ大統領は両国が多数の戦術核兵器の移送を開始したと発表した。
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