トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は5月28日にイスタンブールで支持者に向けて演説した。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、野党候補のケマル・クルチダログル氏と決選投票で争うことになったが、最初の試みでは両者とも選挙勝利に必要な50%の得票率を達成できなかった。
トルコのアナドル通信によると、開票率97%の投票箱を集計した結果、エルドアン大統領は52.1%の票を獲得し、47.9%の得票率を獲得した対立候補のケマル・クルチダログル氏を破った。正式な結果を発表するのはトルコの最高選挙管理委員会である。
この選挙は、人口8500万人のNATO加盟国トルコを誰が率いるかを決定するだけでなく、リラの急落の中でのトルコ経済の方向性、そして西側諸国との亀裂後のトルコ政府の外交・防衛政策も決定することになる。
世論調査にもかかわらず、過去20年間トルコを率いてきたエルドアン氏(69歳)は、5月14日の第1回投票で依然として対立候補を5パーセント近くリードしている。5月28日の投票で勝利すれば、エルドアン氏はさらに5年間権力の座にとどまるとともに、来年10月に近代トルコ建国100周年を記念する行事を主宰することになる。
キリクダログル氏(74歳)は、6つの野党連合の候補者であり、トルコの建国者ムスタファ・ケマル・アタテュルクが創設した共和人民党(CHP)の党首である。彼の連合は第1回目の投票後、勢いを取り戻すのに苦労した。
カタールのタミム・ビン・ハマド・アル・サーニー首長とハンガリーのビクトル・オルバーン首相はエルドアンの当選を祝った。サーニ国王はツイッターへの投稿で、エルドアン氏を「兄弟」と呼び、新たな任期での成功を祈った。一方、オルバーン氏はツイッター上で、トルコ現大統領の「疑いようのない勝利」を称賛した。
エルドアン大統領は5月28日夜、故郷イスタンブールで支持者らに勝利を宣言した。 「国民の支持を得て第2回選挙を終えた。今後5年間、我々は国を運営していく」とアルジャジーラは指導者の発言を引用した。彼はまた、トルコの8500万人の国民全員が「勝者」であると宣言した。
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