北京、天津、上海を訪問する今回の訪問は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まって以来、ニュージーランド首脳による初の中国訪問となる。
ニュージーランドのクリス・ヒップキンス首相は6月下旬に中国を訪問する予定だ。 (出典:NZ Herald) |
「本日、私は今月下旬に大規模な貿易代表団を率いて中国を訪問することを発表します。」
ニュージーランドのクリス・ヒップキンス首相は、太平洋における中国の行動に対する深い懸念にもかかわらず、貿易関係を強化するために6月12日に中国を訪問すると発表した。
ニュージーランド首相による前回の中国訪問は、2019年のジャシンダ・アーダーン首相によるもの。ヒップキンス首相の訪問は、2016年のジョン・キー首相の訪問以来、首相が率いる貿易代表団の中国訪問としては初めてとなる。
AFP通信によると、彼が中国の習近平国家主席と会談するかどうかはまだ不明で、訪問の正確な日付も発表されていない。
昨年12月までの1年間で中国への輸出は210億ドルを超え、ニュージーランドの総輸出の4分の1を占めた。そのため、ニュージーランドは北京との関係に最も依存する西側諸国の一つとなった。
ヒップキンス首相は、近年両国間の貿易関係が力強く成長していることを確認し、北京との関係はウェリントンにとって「最も重要で、広範囲かつ複雑な」関係の一つであると強調した。
この緊密な関係は、ニュージーランドにおける影響力と影響力を拡大しようとする中国の動きと相まって、ニュージーランドの同盟国を長らく懸念させてきた。
ヒップキンス氏は両国の関係が「安定し、一貫性がある」まま続くことを期待すると表明し、必要に応じて懸念事項を提起すると約束した。
ニュージーランドはこれまで、米国やオーストラリアの同盟国と比べ、中国の海外での影響力行使に対してそれほど批判的ではなかった。
ヒプキンス首相は今後数週間以内にブリュッセルを訪問し、リトアニアで開催されるNATO首脳会議に出席する予定であることが発表された。
経済が減速し、10月に選挙が予定されている中、今年のGDP成長率は1%と最低を記録すると予想されており、ヒップキンス首相は経済を活性化させるよう強い圧力にさらされている。
ニュージーランドは現在、大量の木材、肉類、乳製品を中国に輸出している。ヒップキンス首相はビデオゲーム関連製品などを含めて輸出を多様化したいと述べた。
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