トルコとアゼルバイジャンの外相は8月27日に首都アンカラで会談し、バクーとエレバンの間で進行中の和平交渉など、いくつかの未解決の問題について話し合った。
トルコのハカン・フィダン外相(右)は8月27日、首都アンカラでアゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相と会談した。 (出典:APA) |
トルコのハカン・フィダン外相は、アゼルバイジャンのジェイフン・バイラモフ外相との共同記者会見で、「会談中、我々は南コーカサスにできるだけ早く永続的な平和と安定を確立したいという共通の願いを再確認した…アゼルバイジャンとアルメニアの間で進行中の和平交渉の進展を高く評価する」と述べた。
アゼルバイジャンとアルメニアは、主にアルメニア人が居住するナゴルノ・カラバフ地域の支配をめぐって、1990年代と2020年の2度にわたって戦争を繰り広げてきた。
長年の外交交渉は進展を生むことができなかったが、昨年バクーが分離独立地域ナゴルノ・カラバフを奪取する決定的な勝利を収めた後、和平交渉が再開された。
2024年7月、アントニー・ブリンケン米国務長官は、ワシントンでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の合間に両国の外相を説得し、アルメニアとアゼルバイジャンが「永続的な」平和に関する合意に達する途上にあると宣言した。
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