エチオピアのアディ・ハルシュ難民キャンプでエリトリア難民に食糧を配給している。 (出典:UNHCR) |
UNHCRの最新の状況報告によると、エチオピアでの同ミッションは5月末までに6,400万ドルを受け取ったが、これは必要額のわずか15%に過ぎない。
緊急資金が確保されない限り、UNHCRとパートナーは難民と受け入れコミュニティに対する医療サービスの継続性を確保することができず、深刻な資金不足が医療サービスの提供に影響を及ぼしている。
UNHCRは、紹介や医療指導が中断していることを指摘し、緊急のニーズが早急に満たされなければ、100万人近くの難民と地元コミュニティが必須医薬品にアクセスできなくなると警告した。
UNHCRは「これにより病気の発生率が上昇し、難民キャンプですでに深刻な栄養失調の状況がさらに悪化する可能性がある。難民キャンプでは5歳未満の子どもの2人に1人が栄養失調に陥っている」と述べた。
さらに、「深刻な援助不足」もエチオピアの難民の教育を脅かしている。 UNHCRは、緊急援助がなければ、2023年度末までに約13万人の難民学生が学校を退学しなければならなくなると警告している。
UNHCRのデータによると、2023年5月時点でエチオピアは主に南スーダン、ソマリア、エリトリアからの難民91万6436人を受け入れている。難民の80%以上は女性と子どもであり、親や保護者のいない未成年者も相当数含まれている。
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