日本税関庁によると、2023年の日本の水産物輸入量は186万トン、金額にして1兆8,690億円(125億ドル相当)に達し、2022年に比べて量で4.8%、金額で5.2%減少する見込みだ。
ベトナムのエビの日本市場への輸出にはまだまだ大きな余地がある。 |
2023年には、カニ、サケ、ウナギの輸入量が増加するものの、それ以外のほとんどの水産物の日本への輸入量は2022年に比べて減少する見込みです。
そのうち、マグロは2023年に日本が最も多く輸入した水産物であり、596,300トン、6億1,250万ドル(41億ドル相当)に達し、2022年と比較して数量で4.8%、金額で3.6%減少しました。2023年の日本のマグロの平均輸入価格は6.9ドル/kgで、2022年と比較して1.3%上昇しました。
2023年の日本の輸入量が最も減少した品目はエビで、数量ベースでは9.4%減の21万2,400トンとなった。 2023年の日本のエビ輸入価格は平均9.6ドル/kgとなり、2022年に比べて1.4%低下する見込みだ。
また、日本税関庁のデータによると、2023年には、米国、インドネシア、韓国を除くほとんどの市場で日本の水産物輸入は2022年に比べて減少する見込みだ。
ベトナムは日本にとって第3位の水産物供給国としての地位を維持しているものの、数量減少幅はロシアに次いで2番目に大きく、2022年比13.2%減の13万2千トンとなった。
日本の総輸入量に占めるベトナム産水産物の市場シェアは、2022年の7.8%から2023年には7.1%に減少する見込みだ。
輸出入局によると、2023年のベトナムの対日エビ輸出は市場需要の減少により苦戦し、5万6960トン、金額にして5億1320万米ドルにとどまり、2022年と比較して数量で16.7%、金額で22.7%減少した。しかし、2023年12月にはベトナムの対日エビ輸出は若干増加し、回復の兆しを見せた。
この市場では、ベトナム産のエビは依然として競争力を保っています。日本の消費者は、製品が美味しく、美しく、丁寧に加工されていることを求めていますが、ベトナムの加工レベルと生産能力は、パン粉をまぶしたエビ、伸ばしたエビ、揚げたエビ、寿司エビなどの加工エビ製品でこれらの要求を完全に満たすことができます。したがって、ベトナムのエビの日本市場への輸出には、まだ大きな余地があります。
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