これは、退役した軍艦が中国で観光地として利用されて以来、起きた最新の事件だ。
航空母艦「ミンスク」は2004年6月10日に深センの港で撮影された。写真:チャイナ・デイリーCDIC/ロイター
航空母艦ミンスクは過去8年間、江蘇省南通市の揚子江近くの礁湖に停泊していた。中国国営ラジオは土曜日、この船が軍事テーマパークの一部となるための改修工事中に火災に遭ったと報じた。
報道によれば、火災は金曜の午後に発生し、約24時間後に鎮火したという。
ソーシャルメディアに投稿された画像には、濃い煙と大きな炎が甲板全体に広がり、船体構造に深刻な損傷を与えている様子が映し出されている。
「死傷者はおらず、事故原因は調査中だ」と地元消防当局の発言を引用して報じた。
ミンスクはこれまで16年間、中国南部の公園の主な見どころとなっていた。
かつてソ連の強力な太平洋艦隊の一部であったミンスクは、1970年から1987年にかけてソ連が建造したキエフ級航空母艦4隻のうちの2番艦であった。
1978年に就役し、1991年にソ連が崩壊するまでソ連太平洋艦隊で活躍し、その後ロシア海軍の所有物となった。
ロシアは1993年にこの船を退役させ、別の船であるノヴォロシースク号とともに韓国の企業に売却して解体した。
ノヴォロシースクが韓国の浦項港で解体されている間、環境保護団体はミンスクの韓国国内での存在に抗議した。この船はその後、中国企業に売却され、最終的には開発業者に譲渡され、2000年にオープンした深センのミンスクワールドテーマパークの目玉となった。
この公園は財政難に陥り、最終的には2016年に閉鎖され、ミンスクは中国江蘇省南通市の現在の場所へ移転した。
カオ・フォン(CNNによる)
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出典: https://www.congluan.vn/tau-san-bay-hung-manh-thoi-lien-xo-boc-chay-o-trung-quoc-post308436.html
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