ロシアのルナ25号着陸船が8月11日に打ち上げられた。(出典:ロスコスモス) |
ロスコスモスの広報担当者は「ロシア近代史で初めて、自動運転の宇宙船がモスクワ時間午後12時3分(グリニッジ標準時午前9時3分)に月周回軌道に打ち上げられた」と述べた。
「ルナ25号のすべてのシステムは正常に動作しており、宇宙船との通信は安定している」と広報担当者は付け加えた。着陸船に搭載されたカメラが地球と月の遠景を撮影した。
探査機は月面から100キロ上空を周回した後、予定通り8月21日に月の南極にあるボグスワフスキークレーターの北に着陸する予定だ。
これに先立ち、8月11日には、ルナ25号宇宙船が、モスクワから5,500キロ離れた発射場であるボストーチヌイからソユーズ2.1bロケットを使って打ち上げられた。ルナ25号は旅の途中で、月の南極で調査ミッションを実施し、この地球衛星の表面の水、宇宙線、電磁放射を調査する予定である。
ロシアは、1976年以来ほぼ50年ぶりとなるこの種のミッションによって、ソ連の先駆的な宇宙計画を再開し、再構築することを目指している。インドは7月中旬にチャンドラヤーン3号着陸機も打ち上げた。その後、宇宙船は月周回軌道に無事進入した。
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