米中央軍(CENTCOM)は11月23日、紅海を巡視中の駆逐艦トーマス・ハドナーがイエメンのフーシ派が支配する地域から発射された一方通行の攻撃型無人機を撃墜したと発表した。ソーシャルネットワークXの声明によれば、米軍艦とその乗組員は損害や負傷を被らなかった。
駆逐艦USSトーマス・ハドナーが実弾射撃訓練中に対UAV砲を発射する
ハマスとイスラエルの紛争が勃発して以来、米国は他のグループによる紛争の激化を抑止するため、空母打撃群と部隊を同地域に派遣している。しかし、イラクとシリアの米軍も度々攻撃を受けており、両国は報復措置を取らざるを得ない状況となっている。
11月22日、フーシ派はイスラエル南部の都市エイラートの軍事目標に向けてミサイルを発射したと発表した。イスラエル軍は同日、F-35戦闘機がエイラート市付近の紅海上空で飛来した巡航ミサイルを撃墜したと発表した。
タイムズ・オブ・イスラエルは、 10月にハマスとイスラエルの紛争が勃発して以来、フーシ派がエイラートに向けて数発の弾道ミサイルとドローンを発射したと報じた。同紙によると、いずれも目標を外したか、迎撃されたという。
紅海での貨物船拿捕の画像からフーシ派の軍事力が明らかに
週末、フーシ派は紅海でイスラエルと関係のある貨物船(乗組員25人)を拿捕した。AFP通信によると、フーシ派は11月22日、紅海入り口のバブ・エル・マンデブ海峡を通過するイスラエルの貨物船は正当な標的であるとイスラエルの同盟国に警告した。
フーシ派はイエメンの大部分を支配しており、2015年からサウジアラビア主導の国際連合軍と戦っている。彼らは、イスラエルと戦うため、シリア、レバノン、イラクのイラン支援グループも含む「抵抗軸」の一員であると宣言している。
フーシ派指導者のアブドル・マリク・アル・フーシは、イスラエルがガザ地区への攻撃をやめるまで、南イスラエルへのミサイルとドローンの発射を続けると誓った。
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