5月22日、パプアニューギニアの首都ポートモレスビーで、米国のアントニー・ブリンケン国務長官がこの太平洋島嶼国との防衛・海洋監視協定に署名した。
米国のアントニー・ブリンケン国務長官とパプアニューギニアのウィン・バクリ・ダキ国防相が5月22日、防衛協定に署名した後、握手している。 (出典:AFP) |
したがって、この協定により、米軍はパプアニューギニアの空港や港湾にアクセスできるようになるほか、両国の軍隊が共同で訓練することも可能になる。両国は技術的な専門知識を共有し、海上で共同パトロールを実施することも可能だ。
ブリンケン国務長官は調印式で、「防衛協力協定は米国とパプアニューギニアが対等かつ主権を持つパートナーとして起草した」と強調した。
一方、パプアニューギニアのジェームズ・マラペ首相は、同国は「米国とのかつての一般的な関係から、具体的な関係へと向上しつつある」と宣言した。
米国務省によれば、この協定は安全保障協力の強化と二国間関係の強化、パプアニューギニア国防軍の能力向上に役立ち、地域の安定と安全の確保に貢献するだろう。
さらに、米国はパプアニューギニアに4,500万ドルを提供し、軍用防衛装備品の提供、気候変動の影響の最小化、国際犯罪やHIV/エイズへの対応を行う予定。
ブリンケン米国務長官は5月21日から22日までパプアニューギニアを訪問する。彼はまた、インドのナレンドラ・モディ首相とのフォーラムのためにパプアニューギニアを訪れている太平洋諸島の指導者たちとも会談する予定だ。
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