AFP通信は、中国の王毅外相が1月9日の記者会見で、米国との関係は2023年までに「安定」するだろうと述べたと報じた。
中国の王毅外相。 (出典:AFP) |
北京の釣魚台国賓館で演説した中国のトップ外交官は、中国と米国の関係が「昨年初めに深刻な困難に直面した」ことを認めた。
王毅外相は、北京は「米国が中国に対する誤った認識を改め、合理的かつ実質的な対中政策に戻るよう要求し、厳粛な姿勢を表明した」と述べた。
王毅氏によれば、「双方は懸命な努力の結果、意思疎通と対話を再構築し、二国間関係は安定し、もはや衰退していない」という。
2023年11月、ジョー・バイデン米大統領はサンフランシスコで中国の習近平国家主席と会談した。王毅外相は、会談中にバイデン大統領が米国は「台湾の独立を支持しない」と誓約したことを強調した。
一方、 TASS通信は、王毅氏がロシアについて語る際、昨年3月の習近平国家主席のモスクワ訪問について具体的に言及したと報じた。
同外交官は、中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領との「長時間にわたる対話」を歓迎し、会談は2023年の北京にとって最も重要な外交政策上の節目の一つだと述べた。
王毅外相は「中国とロシアの包括的戦略協力を引き続き強化し、多極化した世界を支持し、国際関係の民主化を推進していく」と強調した。
「両国首脳の高いレベルの相互信頼と戦略的リーダーシップのおかげで、習近平国家主席は真の多極化を実現し、さまざまな分野での実務協力を強化し、世界の戦略的安定を維持した」と中国外相は指摘した。
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